ダブル洗顔とは、クレンジングと洗顔の2ステップを行う方法です。
悩める女性
メイク汚れをクレンジングで落とした後に
洗顔までするのは面倒よね〜
敏感肌で乾燥してるけどダブル洗顔は必要？
仕事や家事で疲れた日のダブル洗顔って正直面倒ですよね。
どういう基準でダブル洗顔した方が良いのか、
クレンジングや洗顔料の組み合わせで悩むことはないですか？
おはな
結論は、メイクをしていればクレンジングは必要なのでダブル洗顔はした方が良い！となります。ただ例外もあります。
洗顔料で落とせる日焼け止めのみの使用やノーメイクの日であればダブル洗顔の必要はありません。
ダブル洗顔不要と記載されたオールインワン製品を使う時も同様です。
肌の状態がいちぢるしく乾燥していてバリア機能が低下している場合などは、
ダブル洗顔することで状態が悪化する可能性があるので控えましょう。
季節や環境で肌の状態は変わりやすいので、ご自身の肌変化をいち早くキャッチし、
いつものお手入れを見直すことは美肌を保つためにとても重要です。
この記事ではクレンジングと洗顔の役割を理解し、効果的にダブル洗顔を取り入れる
方法をていねいに説明していきます。
クレンジングと洗顔の違い
スキンケアの最初のステップとして重要なクレンジングと洗顔ですが、
それぞれに異なる役割があることを理解していきましょう。
クレンジングの役割
クレンジングは、肌に塗ったメイクや日焼け止め、毛穴の角栓といった油汚れを落とすことを目的としています。
特にファンデーションやウォータープルーフのマスカラ、口紅などは水だけでは落とせません。
そのため、クレンジング剤を使うことで、油性成分をしっかりと取り除きます。
洗顔の役割
洗顔は、汗や皮脂、古い角質、そして大気中の汚れといった水性成分を落とすためのプロセスです。
洗顔料を使うことで肌を清潔に保ち、その後のスキンケアがより効果的に浸透しやすい状態にします。
クレンジング習慣がないと肌トラブルが起きる可能性
クレンジングを一晩サボったからといってすぐに肌トラブルが起きるわけではありませんが、
やはりメイクは日々きちんと落とす習慣がないと健やかな肌状態を維持していくことはできません。
- メイクしたまま寝たり洗顔料のみで油性成分が残っていると、汚れが毛穴に詰まりやすくなり、皮脂の分泌が阻害されてニキビができやすくなります。
- 雑菌が繁殖することで炎症や湿疹が起きる可能性があります。
- 肌のターンオーバーが乱れて古い角質が肌表面に留まることで、毛穴の黒ずみ、肌のゴワつき、くすみの原因になります。
- 天然の保湿成分が十分に作られなくなれば、水分が保持されにくくなり、肌が乾燥してカサついたり、ハリが失われ小じわができやすくなってしまいます。
- 蒸しタオルで肌を温め、毛穴を開きやすくする
- 丁寧に優しくクレンジングを行う
- 保湿をしっかり行う
悩める女性
ナチュラルメイクや日焼け止めだけで過ごした日は、洗顔だけでも大丈夫かしら？
おはな
- 洗顔だけでは油性分を落としきれていない可能性があるので、薄づきメイクならクレンジングミルクを使うのがおすすめ！保湿成分を落とし過ぎずに済みますよ。
- 石鹸で落とせる日焼け止めしか使わなかった日ならクレンジングをスキップできて楽ちんですね！
ダブル洗顔で肌のつっぱりやカサカサを感じるなら、クレンジングや洗顔料の成分を見直してみましょう。
兎にも角にもメイク汚れは当日中に落とすことが美肌へのカギですよ〜
ダブル洗顔のメリット
ダブル洗顔で肌コンディションが整えば、素肌に自信が持てますしメイクのノリもいちだんと良くなります。
1.メイクや汚れをしっかり落とせる
クレンジングで油性成分であるメイク汚れを落とし、洗顔で皮脂や汗、ホコリの水性汚れを落とすことで、肌を清潔に保つことができます。
2.スキンケア効果を高める
汚れをしっかり取り除くことで、美容成分が効果的に肌に浸透しやすくなります。
3.毛穴ケアに効果的
毛穴汚れを取り除くことで、黒ずみや角栓、ニキビ予防ができます。肌のキメが整い、毛穴開きの対策にもなります。
4.肌のトーンアップ
古い角質を蓄積させずターンオーバーを正常に保つことで、肌のシミやくすみを予防し、明るい印象になります。
ダブル洗顔のデメリット
間違った洗顔方法や肌質に合わない製品を使用することは肌にってマイナスになります。
ダブル洗顔のデメリットを理解して、解消ポイントを押さえておきましょう。
1.必要以上に肌が摩擦され刺激になる可能性
敏感肌や乾燥肌の方には、ダブル洗顔が肌への負担になる場合があります。
間違った洗い方を続けたり、必要以上に洗浄力が強い製品を使用すると、
皮膚のバリア機能低下やシミ、くすみが生じる恐れがあります。
2.時間と手間がかかる
仕事や家事、子育てで慌ただしい日常生活の中、２ステップを踏むことは負担に感じることがあります。
3.乾燥を引き起こす可能性
敏感肌や乾燥肌の方には、クレンジングと洗顔を繰り返すことで、必要以上に水分と皮脂を取り除いてしまい、
乾燥や肌のつっぱり感を感じることがあります。
4.コストがかかる
クレンジング剤と洗顔料の両方を用意する必要があり、経済的な負担が増えることもあります。
5.デメリットを解消するには？
- 正しい洗い方で肌への摩擦をおこさせないこと
- メイクの基材に合った適切な洗浄力の製品を選ぶこと
- ダブル洗顔不要と記載されたクレンジング剤を使うこと
- 洗顔後すぐに保湿を行うこと（入浴後なら3分以内！）
- 高級ブランドやときめくパッケージにこだわり過ぎず、成分表を確認して、自身の肌質に合った製品を見つけること
肌質にあったクレンジング、洗顔製品選びは重要
自身の肌質を正しく理解して製品を選ぶことが健康肌への近道です。
おはな
私ごとですが、20代〜30代後半まで大人ニキビに悩まされ、
ダブル洗顔を丁寧に欠かさず行っていたにも関わらず、
Uゾーンにはいつも新たなニキビを繰り返していました。
Tゾーンはテカリながらも頬や顎は乾燥している状態の混合肌だったのです。
顔全体を脂性肌に合わせた製品で洗っていた結果、
頬はよりいっそう乾燥して、過剰に皮脂が分泌されることで毛穴詰まりを
起こしていたという訳なんです。
実は、日本人の過半数以上が混合肌って知ってますか？
顔のパーツによって乾燥と脂性部分が混在しているので洗い方にも
少々気遣いが必要。
基本は乾燥肌に合わせた製品を使用し、フェイスラインは努めて優しく手短に洗うことが重要です。
洗顔後、保湿をせずに15分から20分放置してみた肌の状態を観察してみてください。
肌のつっぱりを感じているパーツは乾燥に傾いていて、逆にテカリやベタつきを感じるパーツは
脂性に傾いています。
特に問題なければ油分、水分量バランスが整っている健康的な肌状態であるといえます。
製品選びの参考にしてみてください。
まとめ
メイクにはクレンジング、皮脂や汗汚れには洗顔料で落とすのがダブル洗顔の基本です。
自身の肌質に合わせた製品選びに加え、メイクの状態に適したクレンジング選びも重要。
季節や環境、体調によっても肌のコンディションは日々変化するので、
肌に違和感があれば、いつもの洗顔方法や成分を見直し、調整してみるタイミングです！
ご自身の洗顔方法に不安がある方は、こちらの記事で正しい洗顔方法を確認してみてください。
