
おはな
現役皮膚科ナースとして赤ちゃんから高齢者の方々まで
日々関わらせていただいています。
皮膚科クリニックでの看護師歴10年のアラフィフ、
子ども2人の母です。
「エイジングとうまく向き合いながら、健やかでポジティブになれる素肌美を目指す!」
これがスキンケアに対する私の思いです。
この記事では、皮膚科医でも美容家でもない私がブログでスキンケアについて
発信しようと思ったきっかけを少しお話させていただきますね。
もともと私は20代〜30代後半までニキビ肌にとても悩んでいました。
常にニキビはフェイスラインにできていて、コンプレックスになっていました。
美容皮膚科に通いケミカルピーリングの施術を受けたり、クリニック専売のスキンケア製品や
市販のプロアクティブを使用してみたり。
通っていた美容皮膚科に勧められ、東京まで遠征して治療を受けに行ったりと、色々と試してきました。
それでも長年大人ニキビを繰り返し、ニキビ跡や乾燥肌にうんざりしていました。
当時はほんとに鏡を見るのが嫌でした。
40歳前後で皮膚科クリニックに転職することになり、皮膚科疾患やスキンケアのことを
専門医のもとで勉強させていただくうちに、自身の肌トラブルが少しづつ改善していき、
ニキビは生理前たまにできる程度にまでに落ち着きました。
2008年以降にアダパレンや過酸化ベンゾイルが保険診療として日本にも導入され、
皮膚科でのニキビ治療が一般的になり、正しいスキンケア方法まで教わることができるので、
思春期から大人の方までニキビで悩む患者さんが日々クリニックに訪れます。
できたニキビを治療するとともに日頃から毛穴詰まりを予防しておくことの重要性を学びました。
肌トラブルがほとんどなく皮膚科に縁遠い方もいますが、ニキビや酒さ、皮脂欠乏性湿疹、
またアトピー性皮膚炎のような極端に皮膚のバリア機能が低い人など
様々なお悩みを抱えた方がクリニックに受診されます。
患者さんをヒアリングしていると、
「肌の調子が悪いけど仕事があるのでメイクはしないといけない」
「洗顔後の化粧水が沁みるんです」
「洗顔後、肌がつっぱるんです」
「くすみが気になります」
「大人ニキビを繰り返す」
「シミが増えてきました」
「スキンケアは何を使っていいのかよくわからない」
などのお悩みをよくお聞きします。
もちろん、病院なのでドクターが診察診断し、改善方法を提案したり、
必要に応じて治療を進めていきます。
同時に正しいスキンケアの知識をお伝えもしますが、限られた診療時間内で全ての方へ
しっかり理解してもらえるようお伝えすることがむずかしいのも現状で、もどかしさも感じています。
正しいスキンケアを実践することで少しでもお肌の調子が良くなっていく方が
増えてほしいという思いから、個人ブログを開設する運びとなりました。
当ブログは基本となるスキンケアの方法や、豆知識、スキンケア製品のレビューなどを通して
読者様のお悩みに寄り添える場所を目指します。
自身の肌トラブル体験を経て、皮膚科で従事してきた看護師経験から
当ブログで発信する記事が少しでもどなたかのお役に立てることがあれば幸いです。